1/200秒の世界
Oct 27, 2018
自分が見えてる世界は、一体、どこまであるんだろう。 その瞬間、といっても単位がある。
この眼は、何をみてるんだろう。
人間は、自分の五感を延長する道具を発明する。
例えば、カメラ。目の延長となり、超えて見える。
正確には、超えてないのかもしれない、目でとらえてるものを細かくわって、 こんな世界も実は見えてるんだよって、教えてくれてる。
道具とは、友達になった方が、いろんなことを教えてくれる。
1/200秒の世界
カメラは光をとらえている。
どれだけの時間(シャッタースピードS)、どれだけの量(露出A)で、光を捉えるのか。
カメラの限界は、ある。限界に挑戦してみてもいいのかもしれない。
時間が短いと、それだけ暗い写真になるし、長いと、明るい写真になる。
量が少ないと、それだけ暗い写真になるし、多いと、明るい写真になる。
じゃあ、暗いライブハウスで、ものすごく動くものを撮りたい時にどうしたらいいのか?
明るくしたいから、時間(シャッタースピード)を長くする?
それじゃあきっと、動いている人はぶれぶれになる。。。
量を増やす?それもいい。だけど、カメラが取り入れられる光の穴の大きさには限界がある。
そこで登場する、ISO(感度)
昔ね、フィルムだったら400や100、元々どれくらい光を焼き付けたい(露光したい)のか、決められたんですよ。
これが、写真の土台となります。
太陽光の下では、100くらいで十分すぎるくらい明るい写真が撮れる。
けど、暗〜い、動くものを撮りたいときは、3200とか、めっちゃ高い数字にあげて撮る。
そしたら、ある程度シャッタースピードが早くても、元々の土台が明るいから、写ってくれるんですよ。
そんなカメラのことをよく知って、友達になると、あなたも光を操れる人になる。
光を、撮ろう!
こちらの記事は過去にビジュアルブログサービス「g.o.a.t」に執筆した記事です。
「g.o.a.t」終了に伴いこちらに移行しました。執筆当時のグラフィックはこちら↓
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